「Ferry to Hong Kong」と「燃えよドラゴン」

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 ここのところYouTubeネタばっかりですが、こういうのを見つけました。


 「Ferry to Hong Kong」(1959年)。イギリス映画のようです。この映画のオープニングを見て思いました。このオープニングのタイトルバックが、李小龍(ブルース・リー)の「燃えよドラゴン」(「龍爭虎鬥/Enter The Dragon」1973年)になんだか似ています。音声なしで見比べるとより似ている。


 最初に出てくる主演俳優のクレジットが連名、それらが赤い文字で、書体もどことなく似ていて、山から見下ろした香港島の街の遠景をパンニングしながら登場する映画のタイトル、そして出演者がこちらに向かって歩いてくる、香港人が行き交う下町の雑踏。

 要は、外国人の視点で見た香港の風景をバックにした典型的なオープニングなんでしょうけど、それにしても似ていると私は思いました。

 音付きで見るなら、ためしに、上の「Ferry to Hong Kong」の音声をオフにして再生をスタートさせ、15秒くらいあとに下の「燃えよドラゴン」を音アリで再生しておなじみの音楽を聴きながら、上の「Ferry to Hong Kong」の映像を見てみてください。

 惜しむらくは「燃えよドラゴン」の再生スピードが実際よりかなり早いこと(音声も早い)。酔狂な人は、通常速度の音声が流れる下の「Enter the Dragon theme」をクリックして「Ferry to Hong Kong」の映像に合わせて聴いてみてください。いや、いいです。たいして面白くもないから、もうやらなくていいです(笑)。

 

 「Ferry to Hong Kong」は主演クレジットにもあるとおり、往年の超大物俳優オーソン・ウェルズも出ています。

 映像が粗くて分かりづらいですが、タイトルや俳優やスタッフのクレジットが中文でも表記されていて凝っています。

 映像に出てくる監督のクレジット、ルイス・ギルバートで検索したら、邦題がわかりました。「香港定期船」という題名らしいです。この監督、どこかで聞いたことある名前だなと思ったら、「007」も監督してました。日本が舞台の「007は二度死ぬ」も撮ってます。

 観てみたい「香港定期船」。でもレンタルにもなさそうだな。
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コメント(2)

新年快楽!如意吉祥!(新暦でちょっと気分が出ませんが(^^)
オープニングの類似性、年代からするとEnter the Dragonのほうが似せたということですね。いずれにしても大変興味深い発見だと思います。

「Ferry to Hong Kong」は随分昔(子供時代)にTVで観た覚えがあります。
物語はほとんど船内(今考えるとおそらくセット)で進行していたと記憶しています。原題(渡輪澳香)からするとマカオフェリーの中という設定だったのでしょうか。その割に登場人物は欧米人ばかりだったような気がします(曖昧な記憶ですが)。

阿郎さん

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

そうです。「燃えよドラゴン」が真似たのかなあ、と思いました。

まあ、でも、当時の映画は今よりも単純なオープニングで景色をバックにすることは普通のことだったと思いますし、それが異国を舞台にしたものであれば、典型的でシンボリックな背景を出したいでしょうから、だからふたつとも遠景を撮るのに山から見下ろした格好になったのかなあとも思います。また、クレジットの文字の色も、赤はもっとも使われる色だったでしょうし。(日本映画の場合、当時は80%が赤文字のタイトルだったのではないか(笑)。特に東映。残りの20%が白。あくまで私見)

でも、それでも、似ていますよね。やっぱり真似たかな(笑)。

「Ferry to Hong Kong」、観ましたか!
やっぱりセットでのシーンが多かったんですね。

私はこの映画のことはまったく知りませんでしたが、世界中の古い映画で香港が出てくるシーンを全部集めたら面白そうですね。

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このページは、学芸員Kが2010年1月 8日 22:50に書いた記事です。

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