1992年 華僑日報の劇場案内

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 例によって押し入れを整理していたら出てきました。1992年8月1日付けの華僑日報の映画上映案内です。クリックすると拡大して見られます。(拡大した写真をクリックするとさらに拡大します)

 その当時街なかのスタンドで私が買う新聞はほとんどが東方日報でしたので、おそらくこの華僑日報はそのころ常宿にしていた旺角のグランドタワーホテルに泊まったとき部屋に配達されたものだと思います。

 1ページの3分の2を占める大きなスペースに各館の上映作品の情報が載っています。館名は右から読みます。

 今はない映画館ばかりです。ここに載っている映画館はこの後どんどん閉館されていきます。香港の大映画館の終焉です。1990年代は香港の映画館が新旧総入れ替えのような状態でした。

 この映画欄には、すでに1991年に閉館となった利舞臺は載っていません。また、私が一番好きだった佐敦站近くの嘉禾戲院(Golden Harvest Theatre)はすでに新寳戲院になっています。

 当時は毎日朝10時ころからやる「早場」で旧作を上映している映画館が多かったです。またこの早場に限って成人映画を上映するところも多かったです。

 上の新聞を見ると、各館の案内の下に早場で流す映画の告知が載っています(拡大すると見られます)。映画館によっては午後4時半上映の回で旧作をやるところもあります。私はそれでうっかり旧作を観るハメになった経験があります。

 館名の後に「1」や「2」という数字がついているものがあります。これは、本来2階席まであった大映画館を分割して1階席と2階席の間に床(天井)を入れて上下で分割し、それぞれ独立させて映画館にしたものです。たとえば「大華1」はかつては大華戲院の1階席、「大華2」は2階席だったということになります(多分)。私の記憶では、1990年前後以降、よく見受けられた映画館の形態です。

 だから、その当時、かつては2階席だった「改造映画館」に行くと、その場内は、フロアの左右の幅が長いのに奥行きが短かくてスクリーンも変な位置にありました。たしか銅鑼湾の明珠戲院もそうでした。

 なかには1階席はつぶしてショッピングフロアにして2階席だけを残し、ミニシアターにした映画館もあります。たしか皇后戲院もそうです。

 その後ほとんどの映画館がこの分割方式(あるいは片方をつぶして縮小方式)をとるか、閉館するかの選択肢のどちらかを選びました。

 映画館はやっぱり大劇場がいいと今でも思います。でもよく考えると土地の狭い香港で、かつてはほとんどが「一戸建て大映画館」だったというのも、かなり贅沢といえば贅沢な空間の使い方でした。
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「審死官」の新聞広告の写真
星爺に睨まれているようで これは必見でしたね(爆)

黒薔薇対黒薔薇 の下に 黄飛鴻笑傳が(笑)
たしか「無影脚」の事を「シャドーレスキック」と日本語吹き替えでは、そうだったのを思い出しました(笑)

もちぞうさん

「審死官」はこの年、興行収入で1、2を争ったんじゃないかと思います。チャウ・シンチーがもっとも活躍していたのもこの頃ですね。この映画欄に並んでいる「鹿鼎記」もヒットしたし。

1992年頃はまだ香港映画に勢いがあった頃です。なつかしいです。

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このページは、学芸員Kが2009年7月22日 07:54に書いた記事です。

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