2007年12月アーカイブ

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 おおみそかです。1年間、みなさまの閲覧とコメント、どうもありがとうございました。

 昨年にくらべて、今年は特に後半はけっこう記事を書きました。コメントをいただいて新たに発見したことも多かったです。

 私の今年の香港関連の出来事で大きかったのは、渋谷の街中でツイ・ハークに遭遇してサインをもらったこと と、自分の撮った写真が香港の本に載ったことです。どちらも予期せぬ出来事でした。

 いま、年末年始の旅行で香港に行かれている人も多いと思いますが、皆様の来年の香港旅行も成功することをお祈りします。

 ということで本年はこれにて。

 来年も「永遠の香港観光旅行客 学芸員K」の視点でやりますので、サイト「香港なんでもケンショウ堂」ともどもよろしくお願いいたしします。

                                   香港つめホーダイ 学芸員K

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 きのうの記事に対するKatoさんのコメントを受けて、「美食王國 九州」のトラムの写真を細かく見ていたら、左のドアのところに 「YOKOSO! JAPAN」 の文字を発見。

 このことから「美食王國 九州」の広告主は、おそらく日本の国土交通省ではないかと思われます。

 「YOKOSO! JAPAN」
 http://www.visitjapan.jp/

 以前から私はこの「YOKOSO! JAPAN」のサイトを「香港なんでもケンショウ堂」の「こんなサイト見つけた」に載せていました。香港とは関係ないけど、内容が面白いと思ったので番外偏として載せていたのです。

 私や、このブログを見ていただいている方は、香港政府観光局による香港観光誘致のPR活動に触れることが多いと思いますが、日本が日本への観光誘致として海外に向けてどのようなPRをしているのかは、当然ながら知る機会があまりありません。しかし、このサイトでその一端を多少は知ることができます。

 今回あらためて事務局のほうのサイトを見てみたら、香港での「YOKOSO! JAPAN」のPR活動の状況などが載ってるページを見つけました。

 「YOKOSO! JAPAN 事務局 香港市場ニュースファイル」
 http://www.vjc.jp/j/news/archive_hk.html

 で、下はYouTubeにあった、「YOKOSO! JAPAN」のテレビCM。小泉さんのは日本のテレビでもCMで日本語バージョンがたまに流れていたけど、安倍さんのもあったんですね。

 以前は「YOKOSO! JAPAN」の公式サイトで小泉さんバージョンのCM(日本語版/英語版)の映像を見ることができましたが、今は映像を置いてないようです。福田さんバージョンはまだないのかな?

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 トラムファンの香港のJosephさんから引き続き写真が届きました。「美食王國 九州」。

 「うまいものたくさんあるよ」というアピールを、食べ物をバン、バン!と置いて訴えているのが直接的でわかりやすいです。

 絵柄が鮮明な写真印刷となっていて、いかにも現在のトラム広告の典型です。デザインが大味ですが、むしろこちらの方がきのうの記事で載せた3つの広告よりもトラムらしくて、私は断然こちらのほうが好きです。

 「美食王國 九州」の丸い文字は、たしか「スーボ」という名の昔からある書体で、日本の写研という会社が元は写植文字として作ったものです。日本ではいま、特に広告ではこのような装飾的な書体はあまり使われていないと思います。スーボは日本人の今の感覚からするとかなりベタな書体ですが、だからトラムなどで見かけると「異国情緒」があって楽しいです。(スーボなどの装飾的な書体は、香港よりもさらに台湾の雑誌などで多く好まれて使われているのを見かけます)

 「香港トラム車両広告全クロニクル」みたいなタイトルで大昔からの写真がカラーで載っている本があったら、高価でも私はゼッタイ買ってしまうと思いますが、ないんでしょうか。多分、街を走るトラムの車両広告をほとんどすべて撮り続けている酔狂な人が何人かいるはずだと思うのですが(聞いていないがJosephさんはもしかしてそうなのかな?)、そういう人が本をだしてくれないかなと期待してしまいます。

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 香港のJosephさんから、彼が撮影した全面広告ボディの新型トラムの写真がメールで送られてきました。

 Josephさんは香港人の方で、トラムのファンです。昨年の秋ころ、私のサイトの「香港の街の顔 2階建てトラム」を検索で発見したとのことで、彼からメールをいただき、それ以来何度もトラムの情報や写真を送ってもらっています。

 新型トラムは千禧新電車(ミレニアム型)と呼ばれ、その名のとおり2000年に登場しました。ミレニアム型については私はいままで広告のない標準カラーの濃いグリーンの車両を見たり乗ったりしましたが、広告入りの車両を見るのはこの写真が初めてです。ちょっと香港にご無沙汰しているうちに、こんなものが出現していたのですね。

 上の写真が車両ナンバー168で下が169。ともに同じイベント「香港繽紛冬日節」の全面広告です。168は右サイドが写っていて英文、169は左サイドで中文。おそらくふたつの車両とも両サイドで中英文のバイリンガルになっているようです。これはトラムの広告でよくとられてきた手法です。

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 街の中をこういう広告を載せてのんびりガタゴトと走っているのを見ると、やはり楽しいものです。香港滞在中に見たとしたら、「ああ、いま香港にいるんだなあ」 とあらためて感じたことでしょう。写真の169が走っているのは徳輔道西(デボーロードウエスト)です。

 下の車両ナンバー170はパシフィックプレイスとアメリカンエクスプレスのコラボ(?)の全面広告。

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 昔はトラムの車両広告といえばペイント描きが多かったのでしょうが、今は技術が発達したせいで全面広告といえども特大のステッカー張りなのがちょっと惜しいです。

 ステッカーの素材や印刷の技術が進んだおかげで、現在のトラムの広告は雑誌の広告のような絵柄の繊細なものや写真を多用したものが増えました。これはこれで洗練されていて良いのかもしれないけれど、一方でなにか味気ないといえば味気ない気もしますし、きめの細かい絵柄や写真は、この新型ならともかく、古い無骨なシルエットの従来型の車両広告にはあまり合わないような感じもします。

 ところで、トラムに広告を出すとき、ミレニアムの新型は広告料金が従来型よりも高いんですかね。私がもしトラムに広告を出すなら、現役最古の車両の、ナンバー120の車両に出稿したいです。

 Josephさん、電車照片、多謝多謝!

 参考:香港トラム公式サイト
 http://www.hktramways.com/b5/home.html

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 こういうのが出てます。12月13日発売です。

 サイトはここです。(サウンドが出るので注意)
 http://www.square-enix.co.jp/dsstyle/chikyu/hongkong/index.html

 ちょっと前にヨドバシカメラに行ったら、台湾のが出ていたので香港のはいつ出るのかなと思っていましたが、早々と出ました。年末年始の海外旅行シーズンに合わせたのだと思います。

 実はきのう深夜、大盤振る舞いのサンタクロースが、息子へのクリスマスプレゼントとしてポケモンのソフトとともにニンテンドーDS本体をクリスマスツリーの下に置いて行きました。ついにウチにもDSが来たばかりなのです。

 ということで、息子にあげたDSを借りることをあてにして、「地球の歩き方 香港 DS」を私はおそらく近いうちに買ってしまうと思います。

 歩き方香港DS版、もう手に入れた方はいますか?

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 きのう神保町の三省堂本店に行って、「アジア二都物語 シンガポールと香港」(岩崎育夫著 中央公論新社)という本を見つけました。

 奥付を見ると11月10日発行となっています。「プロローグ」を立ち読みしたら、筆者は私と同じ1986年に初めて香港に行ったと書いてあります。こりゃ何か因縁があるな、と勝手に思い、2600円と少々高めでしたが、買いました。

 筆者は元アジア経済研究所の研究員で、シンガポールと香港に多くの共通性を見出しています。普通に表面だけをとらえても、アジアのこのふたつの都市には、似たところがありますが、どうもそれだけではないらしいことが、書かれているようです。

 まだ読んでないので中身については書けないですが、興味がある方は、本屋さんで見てみてください。

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 本日夕方、ついに『憶記戲院記憶』が届きました。

 著者の黄さんから何冊か送っていただくことになっていたのですが、黄さんは郵送中の万一の事故による紛失を考えて、郵送代がかさむのに、あえて1冊1冊、別々に送ってくれたのでした。

 消印を見たら、本日届いたうちのひとつは10日の日付、もうひとつは11日の日付です。わざわざ、あえて日にちをずらして送ってくれたのだと思います。黄先生、多謝!

 いやあ、やっと手にすることができました。感慨深いです。

 本日届いたのは、ふたつある装丁のうちの、「特別版」の方です。表紙の右にあるスリップのようなものを引っ張ると、真ん中のスクリーンのところに、ありし日の「娯楽戲院」の写真が現れます。凝ってます。(こんな感じ

 以前の記事で特別版は「ハードカバーだ」と書きましたが、現物を見ると、いわゆる日本の書籍でいうところのハードカバーではありませんでした。日本の書籍の装丁の分類でいえばソフトカバーですが、硬めの表紙の紙をそのまま折り返しにしているところが特徴です。(ご存じの方も多いと思いますが、日本にはあまりないこの装丁は、香港の書籍でよくみられるものです)

 本文182ページでオールカラー。まさしく、今はなき大映画館についてのありし日の記憶が語られています。黄さんから依頼されて私が提供した嘉禾戲院など9つの映画館の写真のうち、8つが採用されています。 (訂正・追記 : あとでもう一度見ましたところ、9つ全部の写真が採用されていました)

 各館の開館、閉館の年月日や、それまで私には不明だったいくつかの映画館の座席数も明記されていているので、資料としても役に立ちます。

 これから慣れない中文を、少しずつ読んでいこうと思います。

 まずは現物が届きましたのでご報告でした。

 特別版の残りはおそらく来週届き、そして通常版は船便で年が明けてから届くと思います。

 ここでまた言ってしまいますが、初めての海外旅行で行った香港で、気の向くまま興味のあった映画館をいくつか写真に撮っておいたものが、めぐり巡って、およそ20年後、かの地の香港の書籍に載ることになるとは、本当に本当に思いもよりませんでした。

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 黄さんから、著書 『憶記戲院記憶』 の通常装丁版の表紙の画像がメールで届きました。前回紹介した特別版とは違って、細工はないですが、スクリーンの周りがブラックアウトされていて、実際の劇場に近い雰囲気があります。

 表紙の真ん中の写真は、特別版と同じく中環にかつてあった「娯楽戲院」です。これは1950年代でしょうか。それとも1960年代でしょうか。

 当然ながら私はこの当時の娯楽戲院は知らないのですが、写真を見ると、かつての娯楽戲院は道路と道路が交わる、いわゆる角地に建っていたことがわかります。

 一方、こちらが、私が1986年3月に撮影した、娯楽戲院の写真です。新しいビルに建て直されています。この写真を見ると、ビルはともかく娯楽戲院は少し後退したのか角地にありません。

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 香港の映画館は―――現状を見ると、今は違うと思いますが―――たしか消防法か何かにより、角地に面していなければならない、という規制があったと記憶しています。しかし、この写真を見ると、1986年当事の娯楽戲院はその規制をクリアしていないようにも思えます。あるいは、ビル自体が角地に建っているからOKということなのか。もしかしたら、同じ所有者の大きな土地の中で、申請上は角地に面した土地での建造ということでクリアしたのか。

 あるいは改築された当事は、その規制がすでになかったか、あるいは形骸化していたのか。しかし、少なくとも娯楽戲院以外の1986年当時の映画館は、私の記憶にある限りでは、たしかにみんな角地に建っていました。参考写真はここ

 そして今。この娯楽戲院は1990年ころまでに潰されて、現在の娯楽行ビルが建っているわけです。この娯楽行ビルは角地に建ってます。下の写真は2006年に撮影した娯楽行ビル(右)です。

 1986年3月に撮影した位置と同じ位置からの定点撮影。最初の撮影からちょうど20年後の2006年3月に撮りました。

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 写真右のメインビルディングを見上げると、こんな大きな建物です。

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 1986年と2006年の二つの写真を並べてみます。ちなみに、1986年の写真ではクルマが交差点で右折していますが、2006年の写真では道路が改変され歩道でふさがれていて、右折できないようになっています。

kings2.jpg

 ところで、ちょっと前になりますが、私のサイト「香港なんでもケンショウ堂」にお越しいただいたゲストの ishikawa さんから、この界隈の古い地図の画像を送っていただきました。1958年発行の地図です。サイトのほうで掲載させていただく予定なのですが、まだできていません。ここでその地図の一部を紹介させていただきます。

 この地図に娯楽戲院が載っています。はす向かいには、先日閉館した皇后戲院があります。皇后戲院が改築されて「陸海通ビル」になるのは1961年ですから、この地図の皇后戲院はまだ一戸建ての映画館だったわけです。

 ishikawaさん、大変貴重な資料の画像をありがとうございます。

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 1958年の地図をあらためて見て発見しました。当時も「娯楽行」という名前の建物だったんですね。そして隣のビルは「サウスチャイナモーニングポスト」です。

 いちばん上の『憶記戲院記憶』の表紙写真と現在の娯楽行ビルを見比べると……やっぱり、時代の流れを感じますねえ!

 追記:本の表紙の娯楽戲院と、私が撮影した1986年の建物は、よ~く見ると、どうも細部が似ているような気もしてきました。角のところの窓の形とかが……。もしかしたら、リフォームしただけで同じビルかもしれません。機会があったらちょっと調べてみます。

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 先日お伝えした黄夏柏(Wong Ha Pak)さんの本がついに刊行されました。タイトルはその名も 『憶記戲院記憶』。今はなきありし日の香港の映画館を写真と文で紹介する本です。

 私が1986年に撮った映画館の写真がこの本に載ります。この本に私が関わることになった「事のてん末」はコチラをご覧ください。

 黄さんから日曜日にメールをいただき、表紙の画像が届きました。すごくいいデザインで感動しました。メールには、「来週店頭に並びます」とありますので、すでに売られているかもしれません。

 この本、装丁が実に凝っています。右のスリップのようなものを引っ張ると......

theatre-book2.jpg

 幕が開いて、スクリーンの部分に昔日の香港の映画館が現れます。中環の大映画館、「娯楽戲院」のようです。そして引っ張ったスリップのようなものは、かつての香港の映画館でよく見られた入場チケットです。こりゃ楽しい!

 まだ私の手元に現物は届いておりませんが、黄さんによればこの本は、上の写真の凝った細工のハードカバーの特別版と、細工のないソフトカバーの2種類の装丁のものが出されるようです。

 中身の画像もメールで届きました。私が撮影した写真の載ったページのうちの一部です。これらの写真は私のサイト「香港なんでもケンショウ堂」の「今はなき大映画館たち」でアップしているものです。

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 これから香港に行かれる方、また香港在住の方も、ご興味があり時間がありましたら、ぜひ書店で探してみてください。

 日本でも、東方書店などに注文すれば香港から取寄せが可能かもしれません。
 東方書店

 ちょっと検索したら、香港芸術発展局のサイトに載っていました。黄さんご本人には確認していませんが、同局のサポートを受けている書籍だと思われます。

 香港藝術發展局での紹介ページ

 黄さんから早く本が届かないかと、待ち遠しいです。

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 さっきテレビの「王様のブランチ」の映画紹介コーナーを見ていて、きょうから公開されるアメリカ映画『ベオウルフ』が、実写ではなくてフルCG映画だということを知り、驚きました。

 いままでで繰り返し見ていたこの映画のスポットCMのアンジェリーナ・ジョリーが、顔まで全部CGだったとは思いもよらなかったです。

 で、すぐに思いついたのが、ブルース・リーの「新作」は近い将来実現するかな、です。

 もうかなり前、CGが映画にちらほら使われだした頃だったか、あるいはエポックメイキングとなった『ジュラシックパーク』の頃だったか忘れましたが、ある映画雑誌で「このままCGの技術が進むと、映画でマリリン・モンローやブルース・リーなど今は亡きスターが復活する日も遠くない」というようなことが書かれていました。

 わたしはこれを読んで、「いくらなんでもCGはぎこちないから人間が主役のCG映画は当分は無理だろう、その日は遠いよ」と思いました。「当分」、というのはだいたいイメージとしては20年とか30年とかそういう感じです。この世界の技術の速度は速いにしても、いくらなんでも、CGの人間の動きを、我らが人間自らの眼でみて自然に見えるには、当時のレベルを見る限りでは相当ハードルが高いと思ったのでした。

 その後、アニメ系というか漫画チックなCG映画は『トイストーリー』などたくさん出ましたが、実写風の描写を狙ったフルCG映画は、その興行的大失敗で話題になったスクゥエア製作の『ファイナルファンタジー』を見ても、たしかに技術はすごいが人形劇みたいなぎこちなさを感じ、まだまだだなと思いました。

 ところがこの『ベオウルフ』です。

 私は自分の認識が甘かったな、と思いました。

 なんか、ブルース・リーが「新作映画」に主演する日がそう遠くないんじゃないかと、この映画の映像を見て思いました。

 故人となっている映画スターのなかで、現在もっとも世界で人気のあるのは、おそらくブルース・リーだと思います。

 彼には香港の主演3作品(『死亡遊戯』を含めば4作。初期の子役や若いころの作品は除く)と、それに続き製作されたアメリカの大メジャー、ワーナーブラザースの冠がついた『燃えよドラゴン』という大ヒット作があります。『燃えよドラゴン』は世界の多くの人々に影響を与えた歴史に残る映画です。この映画で彼は世界的なビッグスターになりました。しかし、逆に言えばこの映画は彼が世界的な大スターになる前に作られたわけで、作品の規模としては、どちらかといえば低予算映画の部類に入ります。彼の死は早すぎました。せめてこの映画のヒットのあと、彼の命が続き次の映画が作られたならば、それには相当な予算とスタッフが投入され大作映画が実現したと思います。

 CGで復活するというのは、結局、実体はないわけですから、空虚な感じがありますし、ブルース・リーのファンの中には、異論もあると思いますが、生前果たしえなかった超大作の大スケールの物語やシーンを堪能できる「ブルース・リー新作映画」を、私はちょっとフルCGで見てみたい気もします。

 また、たとえば、10年少し前くらいか、ブルース・リーの伝記映画 『ドラゴン ブルース・リー物語』という作品あって、これはジェイソン・スコット・リーという俳優が演じていますが、CGの技術が進めば、フルCGで伝記映画をリアルに作るのもアリだなとも思います。

 『ベオウルフ』 日本語公式サイト

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